台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】現在のリノベスポット472件

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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新芳春茶行

大稻埕の老舗茶商の建物を茶文化の展示施設にリノベ

MAP

訪問年月:2026年10月

新芳春茶行は、日本統治時代の1934年、大稻埕に建てられた茶葉商の店舗・製茶工場・倉庫・住宅を兼ねた建物で、リノベされて2016年に茶文化の展示施設としてオープンした。

かつて新芳春茶行は、台湾産の包種茶を東南アジアへ輸出して大稻埕の茶産業を支えてきたが、1970年代以降は茶葉輸出の衰退とともに事業が縮小した。2009年に台北市の市定古蹟に指定されている。

建物は3階建ての街屋で、道路から奥に向かって中庭を挟みながら3つの建物が連続する構成(三進式)となっている。かつては道路側が店舗、中央が茶葉倉庫、奥が製茶工場として使われ、商業・製茶機能と住宅が一体となっていたことが特徴である。

リノベ後は、建物の構成を活かしながら、茶産業の歴史や建築の特徴を紹介する展示施設として活用されていて、茶文化に関する展示や体験活動が行われている。2階には茶体験ができる「蒔現 Shi xian Tea」がある。

DATA

文化資産登録名称
新芳春茶行
文化財分類
直轄市定古蹟
登録建築種別
宅第,產業
指定登録年月
2009年09月
リノベ設計者
非公開
旧用途
その他工場、街屋建築
現用途
お土産・雑貨が楽しめる、リノベカフェ・飲食、展示、雑貨・ショップ・お土産
オープン年
2016年
台北市大稻埕の新芳春茶行の3階建て街屋で、装飾的な破風とバルコニーを備えた正面ファサード。

△装飾的な破風とバルコニーを備えた3階建街屋のファサード。

歴史的建築をリノベーションした新芳春茶行の入口に、施設名の文字が掲げられている。

△「新芳春茶行」の文字が掲げられたエントランス。

新芳春茶行の植物模様で装飾された破風とバルコニー、幾何学模様の格子を備えた窓。

△植物模様の装飾を施した破風とバルコニー。窓には幾何学模様の格子が使われている。

新芳春茶行の赤レンガの壁と石造の欄干に囲まれた、吹き抜けになっている中庭。

△赤レンガの壁と石造の欄干に囲まれた吹き抜けの中庭。

新芳春茶行の1階に設けられた、円柱と赤レンガの柱が並ぶ歴史的な建築空間を生かした展示室。

△円柱と赤レンガの柱が並ぶ1階の展示空間。

幾何学模様の窓枠と円柱に囲まれた新芳春茶行のショップに、文化創意の特産品が並ぶ。

△文化創意の特産品を扱うショップ。幾何学模様の窓枠や円柱に囲まれる。

赤レンガの柱と木製の梁を生かした新芳春茶行の展示室で、台湾の茶文化に関する資料が紹介されている。

△赤レンガの柱と木製の梁を生かした展示室。茶文化に関する資料が紹介されている。

新芳春茶行でかつて使われていた事務机や家具、小物類を並べた展示コーナー。

△かつての事務机や家具を展示した一角。小物類がかわいい。

新芳春茶行の茶葉の選別に使われていた道具や歴史資料を紹介する展示空間。

△茶葉の選別に使われた道具や資料を展示する空間。

新芳春茶行で茶葉の運搬に使用されていた籠などを紹介する展示。

△茶葉を運ぶ籠などが展示されている。

新芳春茶行の建物の一番奥にある旧茶工場の部屋に、茶葉の加工に使われていた機械が展示されている。

△一番奥の茶工場だった部屋に、茶葉の加工に使われた機械が展示されている。

赤レンガの壁に囲まれた新芳春茶行の旧茶工場に、茶葉を入れる竹籠が並べられている。

△レンガの壁に囲まれたかつての茶工場に、茶葉を入れる竹籠が並べられている。

新芳春茶行の展示室の壁面に、関係人物の紹介や歴史資料が並べられている。

△壁面には人物紹介や資料が並ぶ。

茶体験ができる「蒔現 Shi xian Tea」。

△茶体験ができる「蒔現 Shi xian Tea」。