台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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原日本陸軍台南偕行社

市街地に埋もれた日本陸軍の将校クラブを文化芸術空間にリノベ

MAP

訪問年月:2026年8月

原日本陸軍台南偕行社は、日本統治時代の1915年に建てられた日本陸軍の将校らが集会や交流などに利用したクラブで、リノベされ2025年にオープンした。戦後は軍人とその家族の住宅として使われ、住民の退去後、2007年に台南市の歴史建築に登録されている。

建物は、和洋折衷の建築で、西側・中央・東側の棟が一体につながっている。当時は、西側に事務室や和洋の接待室、中央に大小の集会室、東側に炊事・貯蔵・配膳などのサービス空間があった。西側の2階には畳敷きの和室も設けられている。外観は、木の骨組みを壁面に見せた洋風のデザインや勾配屋根などが特徴。

いまは、歴史的な建築空間を活かし、現代アートを展示するギャラリーや、カフェもあって、展覧会やイベントなどが行われる文化・芸術施設として使われている。

DATA

文化資産登録名称
原日本陸軍臺南偕行社
文化財分類
歴史建築
登録建築種別
集會堂
指定登録年月
2007年9月
リノベ設計者
浩建築師事務所
旧用途
迎賓施設・クラブ
現用途
ギャラリー、リノベカフェ・飲食、展示
オープン年
2025年

街区の中央部分に面する2階建ての西側棟。台湾では珍しいデザインの外観。

△街区の中央部分に面する2階建ての西側棟の外観。台湾では見たことがない珍しいデザイン。

道路側に面して建つ東側棟の外観。

△道路側に面する東側棟。

道路から奥まった場所にある西側棟のメインエントランスと、その前面に建つ建物。

△道路から奥まった部分に西側棟のメインエントランス。時代の流れの中で前面には建物が建ってしまっている(左右)。

西側棟に設けられた施設全体のメインエントランス。

△西側棟にある施設全体のメインエントランス。

中央棟の元大ホールをリノベした、船底天井の展示空間。

△中央棟にあった元大ホールをリノベした展示空間。天井は船底天井。

西側棟1階に設けられたカフェの客席。

△西側棟1階にあるカフェの客席。

西側棟1階にあるカフェのカウンター。

△カフェのカウンター。

カフェの客席に隣接し、壁が抜けた構成になっているギャラリー。

△カフェの客席の隣にあるギャラリー。壁が抜けている。

展示空間として使われている大ホール前のスペース。

△展示空間となっている大ホールの前の空間。

ゆったりとした広さのある大ホール前の空間。

△大ホールの前の空間がゆったりしていて、いい感じ。

西側棟の1階から2階へ上る階段。

△西側棟の2階に上る階段。

西側棟2階にある畳敷きの和室。

△西側棟の2階にある畳敷きの和室。しっかりとした造り。

西側棟2階にあるもう一つの和室。

△もう一つの和室。

建物の当時の平面構成を示した図。

△当時の平面構成が分かる図。

建物の当時の外観構成を示した立面図。

△当時の立面図。