原鶯料理(鷲嶺食肆)は、日本統治時代の1912年に大衆食堂として創業し、1920年に高級料亭「鶯料理」に改装された歴史ある料亭建築である。1923年に中棟と裏棟が建設され、1928年には料亭の中心となる表棟が増築され、庭園を囲む建築群が完成した。
戦後は宿舎などとして利用された後に荒廃していた。台南市によって中棟がリノベされ、2013年に歴史展示館として公開。さらに台風によって倒壊していた表棟を復元し、2018年に「鷲嶺食肆」としてオープンした。
現在、復元された表棟がカフェ・レストランとして利用され、リノベされた中棟・裏棟では鶯料理の歴史や建築を紹介する展示が公開されている。

△カフェ・レストランとなっている復元された表棟。鯉が泳ぐ日本庭園も立派。

△表棟の全体像。

△表棟の裏庭からの外観。テラス席にもなっている。

△表棟の2階にある客席。ガラス張で眺めもよい。

△リノベされた中棟の外観。1階部分はレンガ造の基壇という珍しい構造。

△中棟の全体像。レンガ造の基壇の様子がよくわかる。水汲みポンプも復元。

△中棟の裏側にある裏棟。道路からの外観。当時は料亭の客室であったが、現在は鶯料理の歴史展示空間。

△裏棟の中庭。

△建具の格子がこまかくて美しい。

△料亭の客室だった空間は展示室に。

△床の間や建具も凝っている。

△敷地全体の門。