台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

地域・用途など複数条件で検索

⌕ 条件を組み合わせて事例を検索 →
⌂ ホームに戻る

台南市美術館一館

昔の警察署に増築された中庭がきれいな美術館

MAP

訪問年月:2023年12月、2025年2月、2026年1月

台南美術館第一館は、日本統治時代の1931年に建設された元台南警察署を美術館にリノベーションしたものである。元の警察署は、数々の増築を経て複雑な2階建ての建物となったが、それでも、警察署としての機能としては足りなくなったため、別の場所に移転されたことによって役割を終えた。1998年には台南市の古蹟に指定され、リノベされて美術館として2019年にオープンした。

元の建物は、外壁にレンガが用いられたRC造の建物で中庭を囲む配置で、アールデコ調の建築様式を特徴としていた。これは、当時の台南州技師の梅澤捨次郎の設計である。

リノベーション設計では、この元警察署建物(旧館)の裏手に地上3階、地下1階の新館を増設し、中央のガラスの廊下で旧館と繋げている。総展示面積は約1,500㎡で、10室の展示室、ワークショップ、カフェ、ショップ、収蔵庫、文化財修復スペースなど、多機能な文化空間があり、1階には建物の歴史や構造を紹介する展示室もある。

DATA

文化資産登録名称
原台南警察署
文化財分類
直轄市定古蹟
登録建築種別
其他設施
指定登録年月
1998年6月
リノベ設計者
石昭永建築師事務所
旧用途
警察署・派出所
現用途
リノベカフェ・飲食、展示、美術館、雑貨・ショップ・お土産
オープン年
2019年

美術館の全体外観。手前は2階建てRC造の旧館で、奥に3階建ての新館が見える。

△美術館の全体外観。手前は2階建てRC造の旧館で、奥に3階建ての新館が見える。

△旧館のエントランス部分。

旧館の側面。

△旧館の側面。

3階建ての新館(左)と旧館。両者をつなぐガラス張りの廊下が見える。

△3階建ての新館(左)と旧館。両者をつなぐガラス張りの廊下がある。

旧館の中庭。中央にはガジュマルの樹と植栽が配置されている。

△旧館の中庭。ガジュマルの樹の周りの植栽もかわいい。

旧館の中庭。カフェのテラス席として利用されている。

△旧館の中庭。カフェのテラス席にもなっている。

旧館と新館をつなぐ空間。

△旧館と新館をつなぐ空間。

旧館と新館をつなぐ空間構成。

△旧館と新館をつなぐ空間構成。

展示空間。天井には小屋組が見える。

△展示空間。天井には小屋組がみえる。

旧館側にあるカフェ。

△旧館側にあるカフェ。

旧館のエントランス部分に設置された映えるデザインの階段。

△旧館のエントランス部分の階段は映えるしかけが。

フロアマップ。左下の中庭が旧館、左上が新館。

△フロアマップ。左下の中庭があるのが旧館部分で、その左上が新館。