原頂林仔邊警察官吏派出所は、日本統治時代の1909年に建てられた警察派出所と警察官宿舎をリノベして、2013年にオープンした展示施設である。戦後も警察施設として使用され、1958年には林園警察分局となって、1989年に警察機能が移転した後は、一部が警察官宿舎として利用されていた。2007年には歴史建築に登録された。
敷地内には、レンガ造と木造を組み合わせた和洋折衷の旧警察庁舎と、日本家屋(日式住宅)の警察官宿舎が残されている。警察庁舎の正面には洋風の列柱がある玄関ポーチが特徴。宿舎には座敷や縁側など日本家屋の特徴があって、敷地内には古井戸や水塔、防空壕なども残されている。
リノベ後は、この派出所があった林園地区の歴史や産業、住民の暮らしに関する資料を展示し、地域の歴史文化を伝えている。
△赤レンガの外壁と瓦屋根、洋風の玄関ポーチを備えた旧警察庁舎の外観。
△円柱を並べた玄関ポーチ。
△旧警察庁舎の裏側には、日本式の壁と長い軒と格子戸が並ぶ。和洋折衷。
△旧警察庁舎の裏面のファサード。木製の格子戸が並ぶ。
△旧警察庁舎では、当時の警察の歴史を紹介する写真や資料、帽子などが展示。
△林園地区の歴史や街並みを紹介するコーナー。
△警察官宿舎の外観。木造の建物に瓦屋根が重なる。
△警察官宿舎の側面。木製の窓やレンガ造の基礎が残されている。
△畳敷きの広い空間が残る続き間の和室。
△大きな格子窓に囲まれた畳敷きの和室。
△敷地内に残る石積みとレンガ造の防空壕。
△旧警察施設と宿舎の配置を示した敷地平面図。
△警察官宿舎の間取り。