台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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基隆正浜旧漁会大楼

イベント時だけ開く漁港の文化遺産

MAP

訪問年月:2025年8月

漁會正濱大樓は、日本統治時代の1935年に建てられた漁業行政施設で、リノベーションされ2019年に工事が完了した。リノベ後は2022年から展示イベントのためにオープンしているが、常設の一般公開はされていない。

当時は、水産試験室、漁業事務所、郵便局、気象観測台、標本室などの複合機能を備えた水産関連の拠点で、戦後に接収され、のちに基隆区漁会の所有になっていた。2003年には基隆市の歴史建築として登録されていたが、2013年に火災により大きく損傷し、2015年に基隆市政府に移管されている。

建物は漁港近くに建ち、丸窓や縦長窓をもつレンガ造の近代様式のデザインで、中庭を囲む配置が特徴的である。

DATA

文化資産登録名称
漁會正濱大樓
文化財分類
歴史建築
登録建築種別
産業
指定登録年月
2003年1月
リノベ設計者
許伯元建築師事務所
旧用途
庁舎・出張所
現用途
イベントスペース、ギャラリー
オープン年
2022年

2階建てで近代様式美のある外観デザインが特徴的。

△2階建ての近代様式美のある外観。

丸窓や縦長窓が特徴のレンガ造外壁デザイン。

△丸窓や縦長窓をもつレンガ造のデザイン。

縦長窓が連続して並ぶ構図が美しくデザインされている。

△連続する縦長窓の構図もかっこいい。

接続していた建物の外形を活かし、その輪郭を残す形で設計されている。

△接続して建っていた建物の輪郭を残したデザイン。

白壁と木製窓枠が調和する、縦長窓の連続する廊下空間。

△連続する縦長窓のある廊下。白い壁に木製の窓枠も調和していてかっこいい。

正面エントランスから続く壮麗な帝王階段の構図。

△正面エントランスからの帝王階段。

中庭へとつながる内部玄関部分の様子。

△中庭に通じる内部玄関。