台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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猴硐煤鉱博物園区

日本統治時代に活躍した炭鉱施設のリノベ

MAP

訪問年月:2023年8月

猴硐煤鉱博物園区は、かつて台湾最大級の石炭の採掘地域の一つであった猴硐(ホウトン)にあった瑞山鉱業(炭鉱)のリノベーションである。瑞山鉱業は1934年に設立され、石炭の精製を行う工場、倉庫、石炭輸送橋で構成される。その生産は1970年代にピークを迎えたが、1990年には閉山し、産業としての石炭生産は停止された。

その炭鉱の歴史的価値が再評価され、リノベーションされて2022年にオープンした。現在では、石炭の精製と選別の工程や炭鉱歴史の展示、園内の観光用トロッコや坑道体験が行われている。現在、さらに周辺区域や機械設備のリノベーションが進んでいて、2026年にオープンする予定である。

この園区がある猴硐は、旧炭鉱施設のネズミ対策のための猫がそのまま居着いたことから”猫村”としても知られ、炭鉱遺跡と猫たちが共存する個性的な風景がある。

DATA

文化資産登録名称
瑞芳瑞三鑛業(本體為整煤廠、運煤橋、整煤廠辦公室暨倉庫、廢水處理廠)
文化財分類
歴史建築
登録建築種別
其他設施
指定登録年月
2005年11月
リノベ設計者
徐裕健建築師事務所
旧用途
炭鉱施設
現用途
リノベカフェ・飲食、展示、文化創意園区、雑貨・ショップ・お土産
オープン年
—

台湾の炭鉱の歴史を伝える展示施設。産業遺産をリノベーションして公開されている。

△炭鉱の歴史を展示する中心的な施設。

台湾の山間部に残るトロッコ線路と石炭輸送用の橋。かつての鉱山施設跡が保存されている。

△トロッコ線路が川をまたぐようにつくられた石炭の輸送橋と鉱山施設。

台湾の炭鉱で使用されていたトロッコ線路の跡。川を渡る橋脚が残されている。

△石炭の輸送橋のトロッコ線路跡。

台湾の炭鉱施設の保存された小屋組。構造材が露出した状態で公開されている。

△保存された炭鉱施設の小屋組。

台湾の鉱山跡に残る炭鉱設備の一部。歴史的産業施設をリノベーションして展示。

△炭鉱設備の様子。

かつての炭鉱を走っていたトロッコ電車。現在は観光用として運行されている。

△当時の様子を案内するトロッコ電車。

台湾の旧炭鉱地域を走るトロッコ電車が進むトンネル。観光資源として活用されている。

△トロッコ電車が進むトンネル。

台湾の炭鉱施設跡と猫村エリアが共存する風景。猫と歴史遺産が共生する観光スポット。

△猫村と共存する施設。

台湾の炭鉱に関連する施設や設備の模型展示。教育的な解説も添えられている。

△当時の施設、建物、設備の模型展示。