台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

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321巷 芸術聚落

日本統治時代の軍官舎群をリノベしまくった

MAP

訪問年月:2025年8月

321巷 藝術聚落は、日本統治時代の1930年代に建てられた日本軍の歩兵第二聯隊の官舎群で、リノベーションされ2023年に再オープンした。当時は日本陸軍の軍官舎であったが、戦後は国立成功大学の教授宿舎として使用され、2003年には台南市の直轄市定古蹟に登録されている。ここでは、10棟がリノベされていて、2住戸で1つ(2戸1)の日式住宅(日本家屋)が基本で、外観はいろんなデザインである。

この施設は、2013年に台南市文化局の呼びかけにより、芸術団体や文化関係者の入居が始まり、芸術活動や展示が行われる「藝術聚落」としての活用が始まった。その後、2020年からリノベ工事が始まり、2023年に完了している。

リノベされた日式住宅は、イベント時のみ公開されているため、訪問時にはチェックが必要。また、周辺の公園のランドスケープのリノベも進行中である。

DATA

文化資産登録名称
原日軍步兵第二聯隊官舍群
文化財分類
直轄市定古蹟
登録建築種別
其他設施
指定登録年月
2003年5月
リノベ設計者
張玉璜建築師事務所
旧用途
日式宿舎(日本家屋)
現用途
イベントスペース、ギャラリー、展示、日式住宅(日本家屋)リノベ
オープン年
2023年

△重厚なデザインが特徴の日式住宅で、黒い外壁に白い窓枠が印象的な31-33号棟の外観。

△重厚なデザインの日式住宅。黒壁に白い窓枠が印象的(31-33号棟)。

△黒壁に茶色の窓枠を組み合わせたデザインが、落ち着いた雰囲気を醸し出している住宅。

△黒壁に茶色の窓枠もかっこいい。

△2つの住戸が連なる40-42号棟では、左右で異なるデザインが採用されているのが特徴的である。

△2つの住戸でデザインが異なる棟(40-42号棟)。

△切妻屋根を持つ44-46号棟は、伝統的な日式住宅とは異なるモダンな意匠を備えている。

△日式住宅とは異なるデザイン。切妻屋根でもある(44-46号棟)。

△寄棟屋根を持つ35-37号棟は、日式住宅の形式を取り入れつつも異なる装飾が施されている。

△寄棟屋根ではあるが、伝統的な日式住宅とはデザインが異なる(35-37号棟)。

△建物裏手に位置する庭側からの外観で、別の表情を見せている様子が確認できる。

△その裏庭からの外観。

△23-25号棟は、後年に増築されたと思われる洋風デザインが施された住宅である。

△増築されたと思われる洋式住宅(23-25号棟)。

△基礎部分だけが残された敷地に、窓柵やフェンスなどの部材を使って構成されたアート作品が展示されている。

△基礎部分だけ残る敷地で、窓柵やフェンスなどのパーツが組み合わされてつくられた作品。