台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】

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台北記憶倉庫

台北駅前に残る赤レンガ倉庫

MAP

訪問年月:2025年2月、2025年9月、2026年6月

台北記憶倉庫は、日本統治時代の1914年に建設された赤レンガ造りの建物です。当初は旧三井物産の北門倉庫をリノベーションして2018年にオープンした展示館である。

当時は、三井物産の樟脳、茶葉、木材などの取引のための倉庫として用いられていた。2012年には歴史建築に登録されている。

2015年には都市計画の一環として、元の場所から東へ約50メートル移設された。建物は赤レンガ造で切妻(木造)の屋根、倉庫ということで柱梁は長いスパン大空間を実現している。

台北記憶倉庫では、1階で山林資源と物産貿易をテーマとした展示や、切り取られた当時の妻壁が展示されている。2階は特別展示やホールとなっている。 また、カフェや台湾のデザイナーによるグッズ販売するエリアも併設されている。 

この施設は台北駅近にあり、北門、撫台街洋楼、鉄道部、北門郵便局などの文化資産群の起点となる情報ステーションとしての役割も果たしている。

DATA

文化資産登録名称
三井物產株式會社舊倉庫
文化財分類
歴史建築
登録建築種別
産業
指定登録年月
2012年5月
リノベ設計者
戴小芹建築師事務所
旧用途
倉庫
現用途
イベントスペース、ホール、リノベカフェ・飲食、展示、雑貨・ショップ・お土産
オープン年
2018年

旧三井物産の建物正面ファサード。半円形の破風に当時のダイヤモンドロゴが残る。

△正面ファサード。半円形の破風には旧三井物産のダイヤモンドロゴが残る。

建物正面側のアーチ状の騎楼。歩行空間を確保する特徴的な構造。

△正面側はアーチ状の騎楼となっている。

建物反対側のファサード。カフェのテラス席が併設されている。

△反対側のファサード。カフェのテラス席もある。

△近くの高層タワーからの記憶倉庫。台北駅近の緑の中に立つ。奥に見えるのは「国立台湾博物館鉄道部園区」↓

国立台湾博物館鉄道部園区について詳しくはこちらから

切り取られて保存された当時の妻壁が展示されている。

△切り取られた当時の妻壁の展示。

1階の展示空間。壁面展示と資料で山林資源と物産貿易の歴史を解説している。

△1階の展示空間。壁面展示、資料により山林資源と物産貿易が解説されている。

2階に展示されているレンガを使ったインスタレーション作品。

△2階にあるレンガを用いたインスタレーション。

2階ホールコーナー。屋根の小屋組みが見える構造が特徴的。

△2階のホールコーナー。屋根の小屋組もよく分かる。

1階のデザイナーによるグッズ販売コーナー。

△1階のデザイナーによるグッズ販売。

館内に併設されたカフェの外観。

△カフェ。

1階カフェ席の様子。展示空間と一体化したデザイン。

△1階のカフェ席。展示空間と一体となっている。

カフェ席から外を眺める景色。

△カフェ席からの眺め。