大廟口派出所—旧城再生基地事務所は、日本統治時代の1927年に建てられた警察派出所と周辺の街屋を一体的にリノベした桃園旧市街地の活性化拠点である。派出所は2020年に歴史文化施設としてオープンし、2024年から旧城再生基地事務所として活用されている。周辺の街屋も2025年にリノベされた。
派出所は、桃園の信仰の中心である景福宮(通称「大廟」)の近くに位置し、1階は警察派出所、2階は保甲制度の会議室として使われていた。商店街に連続する珍しい街屋型の2階建て建築で、両隣の街屋よりも装飾的な外観が特徴。2017年に桃園市の歴史建築に登録された。
同じ並びにある赤レンガの街屋12戸は1950~60年代に建てられたもので、2025年のリノベでは外壁や窓、看板などが整備され、統一感のある街並みとなった。いまは、額縁店や茶店、衣料品店などが営業していて、旧城再生基地事務所を拠点に、商店街の景観整備や地元店舗との連携など、旧市街地全体の活性化が進められている。
△赤レンガと灰色の外壁を組み合わせた旧大廟口派出所。軒を連ねる街屋の各店舗と比べると威厳がある。
△街屋が連続する街並み。角地には曲面を持つ建物がある。
△赤レンガの外壁と木製窓を統一的に整備した街屋群。1階にはさまざまな店舗が入る。
△連続する街屋のファサード。サインがかわいい。
△1階には飲食店や雑貨店が並ぶ。
△赤レンガの街屋が連続する商店街。
△旧大廟口派出所に設けられた台湾に伝統的な騎楼(アーケード)。
△旧大廟口派出所をリノベした旧城再生基地事務所の内部。アーチ型の開口部や木製窓を生かした展示空間。
△桃園旧市街地の歴史や文化を紹介している。
△景福宮の装飾的な門から望む街屋。
△景福宮の門と向かいに並ぶ赤レンガの街屋。