台湾リノベ+文化創意 【台湾レトロめぐり図鑑】

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

公共空間リノベ

ここでいう公共空間は屋外空間である。通り、街路、水辺、などを、昔の雰囲気に戻したり、現代のライフスタイルのシーンやクリエイティブな空間にリノベーションしている。

レトロなショップやホテルが集まるエリア【小西伴線】@彰化

小西伴線は、彰化市の小西街エリアで展開されているエリア再生プロジェクトである。この計画は、かつて布業と商業で栄えた小西街の歴史を再評価し、現代的デザインと結びつけて地域ブランドを再構築することである。 「伴線」という名称は、「糸(線)」と「…

廃墟を再生した子どもも大人も水遊びが楽しめる公園【河楽広場】@台南

河楽広場は、もともと「中国城」という市場で、建物の骨格を残して親水公園としてリノベーションされた。この施設は老朽化のため2009年に閉鎖された。そしてその後、台南市主催の建築提案コンペにより、世界的にも有名はオランダの建築家グループMVRDVの再生…

製糖、製紙工場跡地を市民が憩える公園としてリノベ【屏東県民公園】@屏東

屏東県民公園は、日本統治時代の1909年から操業された台湾糖業股份有限公司(台糖)の製糖工場と製紙工場で、その跡地が公園としてリノベリノベーションされ2021年にオープンした。工場は1994年に廃止され、2014年には歴史建築に登録されている。公園の全長…

若者で賑わうショップ・カルチャーの新エリア【西門浅草(西市場)】@台南

西門浅草は、西市場本館・西市場外館・臺南州青果同業組合香蕉(ばなな)倉庫のリノベ、西門淺草青春新天地、中央広場、そして今でも繊維問屋街として機能している西門商場のエリアからなる大規模文化商業施設である。 2024年に、西市場本館、西市場外館のリ…

市民が思い思いに憩う【迎曦門を中心とした都市親水公園】@新竹

台湾の国宝(国定古蹟)で新竹のシンボル「迎曦門」を中心として南北に延びる親水公園である。迎曦門の地下遺構が保存され展示されている。(訪問年月:2018年10月、2023年8月) 文化資産登録名称:竹塹城迎曦門 文化資産分類:国定古蹟 建物種類:城郭 指定…

公共空間のインスタレーションと建物壁面が一体となったアート空間【海安路藝術街】@台南

海安路藝術街では、中央歩行帯でのインスタレーションやフォーリー、その周辺の建物のデザインが一体となりアート空間をつくりだしている。 このプロジェクトは、台南市政府が推進している都市美化と観光促進の取り組みの一つである。アートと文化を活用して…

ひと駅分を歩いても楽しい帯状公園が再生中【中山駅帯状公園】@台北

中山駅帯状公園は、台北駅-中山駅-雙連駅にかけて続く帯状の都市公園の再生プロジェクトで、第1期が2019年11月に供用開始された。台北市の都市再生プロジェクトの一環としてプロジェクトが進められ、交通動線の見直しや地下街の活性化により、地上空間を公園…

台鉄線路跡が散策と憩いの場にリノベーション【緑空鉄道1908】@台中

緑空鉄道1908(綠空鐵道1908)は、日本統治時代の1908年に建てられた鉄道路線であり、リノベーションされ2020年12月にオープンした。当時は、台中駅と諸都市を結ぶ交通の要所であったが、2008年に廃止されている。 このプロジェクトは、台中市政府が都市の文…

保存状態のよい車両の展示もある【哈瑪星鉄道文化園区+旧打狗駅故事館】@高雄

哈瑪星鉄道文化園区は、1900年に開業した高雄港駅(旧称:打狗駅)と線路の跡地につくられてた。歴史館として残す他、車両の展示がされる文化園区である。 2008年に駅としての役割を終えた後、高雄港駅舎は鉄道の歴史を紹介する旧打狗鉄道故事館として2010年…

古びた港を色彩でよみがえさせた【正濱漁港彩色街屋】@基隆

正濱漁港彩色街屋は、衰退した正濱漁港に面する16軒の建物がそれぞれ異なる鮮やかな色で彩られた一帯である。 正濱漁港はかつて基隆市の漁業拠点として栄えていたが、漁業の衰退や港湾機能の移転により活気を失い、老朽化が進んでいた。2017年、基隆市政府が…

音楽フェス会場ふくむ旧台東駅周辺エンタメエリア【鐵花新聚落】@台東

鐵花新聚落は、2001年に新しい台東駅が完成したことによって廃駅となった旧台東駅エリアのリノベーションである。このエリアには、鐵花村音楽聚落(2010年~)、鉄道芸術村、鐵花新聚落 275倉庫、TTstyle原創館、台東故事(歴史)館、台東県農漁物産館などの…

夕暮れ時に市民が集まるコンテナマーケット【大稻埕碼頭貨櫃市集】@台北

大稻埕碼頭貨櫃市集(大稻埕埠頭コンテナマーケット)は、台湾市水資源局による公共空間再生(活性化)プロジェクトである。水資源局は、2014年から2020年まで(契約満了)、市民の多様なレジャーニーズに応えるべく、大稻埕桟橋に隣接するエリアの土地を民…

台湾人が最も行きたい文創スポット第3位【駁二藝術特区】@高雄

駁二芸術特区は、もともと1973 年に建てられた高雄港第二埠頭にある倉庫群であったが、産業の変遷とともに廃墟となっていたものを、中央政府の「有休空間再利用」プログラムと通じてエリアごとリノベーションされた場所である。 2000年に花火会場となった後…

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