台湾リノベ+文化創意 TJ Creativity-Culture

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションによる地方創生を紹介しています。

工房

アーティストが集まって一つの村をつくる【宝蔵巌国際藝術村】@台北

宝蔵巖国際藝術村(Treasure Hill Artist Village, 寶藏巖國際藝術村)は、戦後の1940年代後半に国民党政府の軍人やその家族のために建てられた眷村で、エリア的なリノベーションを経て国際的な芸術村として2010年にオープンした。 ここは、1980年代に住民の…

淡水河の眺めも楽しめる倉庫リノベ【淡水文化園区】@淡水

淡水文化園区は、かつてシェル(殻牌)石油が使用していた倉庫群をリノベーションし、2011年にオープンした文化施設である。当初は石油の貯蔵施設として機能していたが、廃止後に歴史的価値が認められ、2000年には新北市の市定古跡に登録されている。敷地面…

台湾空軍総司令部がクリエイティブ施設に【台湾當代文化実験場(C-LAB)】@台北

台湾當代文化実験場(C-LAB)は、空軍総司令部跡地をリノベーションし、文化拠点として2018年にオープンした。かつては、日本統治時代の1930年に建てられた台北無線電信所で、通信施設として使用されていたが、戦後の1949年に台湾空軍総司令部として転用され…

台中にもある製糖工場の名残り【帝国製糖工場台中営業所】@台中

帝国製糖工場台中営業所は、日本統治時代の1935年から稼働した帝国製糖株式会社の台中工場を複合施設にリノベーションしたもので、2019年にオープンした。 戦後は台湾糖業公司の一部として運営され、1990年代以降、製糖工場の閉鎖に伴い、一帯の大部分の建物…

原住民文化も継承される製糖工場のリノベ【台東糖廠文創園区】@台東

台東糖廠文化創意産業園区は、かつての製糖工場をリノベーションした施設である。この建物は1913年に建設され、日本統治時代には「台東製糖株式会社」に属し、1957年にはパイナップル工場も併設して東部のパイナップル産業を支えたが、1996年に操業を停止し…

台北でおみやげを探すならかわいいショップが集まる【西門紅楼】@台北

西門紅楼は、日本統治時代の1908年に台湾初の公設市場として建設された歴史建築物をリノベーションしショップやカフェが集まる文化創意の複合商業施設として、2007年にオープンした。 建物は日本人建築家によるもので、入口ホールは東洋の風水思想をといれた…

アートもおもちゃも楽しめてアーティストが活躍するプラットフォーム【板橋435芸文特区】@板橋

板橋435芸文特区はもともと1959年に建てられた台湾國軍退除役官兵輔導委員会の会計士訓練センターをリノベーションしたもので、2014年にオープンした。1985年にセンターは廃止され、長らく放置されていたが、新北市の芸術文化振興の計画のもと、アートセンタ…

台鉄職員宿舎跡がリノベされアートセンターに【竹東文創芸術園区】@竹東

竹東文創芸術園区は、かつての台湾鉄路(台鉄)職員の官舎跡をリノベーションし、アートセンターと若者の起業・創業拠点として2017年にオープンした。 竹東駅近にある園区内には、レストランやカフェ、工房、オフィスがあり、客家文化を反映した壁画や、地元…

台北にもあった製糖工場の跡地リノベ【糖廍文化園区】@台北

糖廍文化園区は台北にもあった製糖工場跡地で、3つの倉庫がリノベーションされ、製糖業の歴史展示、劇団の拠点、コワーキングスペースなどに生まれ変わった。 台北製糖工場は日本統治時代の1911年から稼働を開始し、戦後まもなく停止し、その後倉庫として利…

古い倉庫群がショップと飲食へとエリアリノベ【駁二大義倉庫街】@高雄

駁二藝術特区内の最も東側に位置する倉庫街のリノベーションである。特区内では最後の拠点に位置づけられており、主に文化創意産業の発展拠点として機能している。 大義倉庫は、かつてこの埠頭の中では積み荷を保管していた6この倉庫群で、イノベ後は、アー…

おしゃれなショップやカフェが集まるリノベエリア【藍晒圖文創園区】@台南

藍晒圖文創園区は、もともと日本統治時代にできた司法職員の官舎(第一司法新村)をリノベーションしたもので、2015年ににオープンした。「藍晒圖」という名前は「ブループリント」を意味し、施設入り口でシンボルともなっているアート作品がこの名前の由来…

外側にでてくる小物がみんなおしゃれ【西竹囲之丘文創園区】@台南

西竹囲丘文創園区は 、旧台南長官邸とその周囲にある臺南一中学校職員宿舍群一体リノベーションで、2020年に文化創意園区(クリエイティブパーク)としてオープンした。2階建ての旧職員寮には、クラフトやアーティストの作品を扱うショップ、カフェ、飲食店…