街並み
花連将軍府1936は、日本統治時代、花蓮港陸軍兵事部の中村大佐や幹部クラスの日式住宅(日本家屋)の宿舎だった。それら住宅群は、1936年(昭和11年)に建てられ、戦後は国民党軍の住居となり、大佐の住宅は将軍府(将軍の家)と呼ばれた。2005年に、中村大佐の…
鍾肇政文学生活園区は、日本統治時代の1920年代に建てられた日式住宅(日本家屋)群で、リノベーションされ2015年にオープンした。当時は龍潭小学校の教員宿舎として利用されていたが、1990年代に使用が廃止され、2012年には桃園市の歴史建築に登録されてい…
大渓木藝生態博物館は、台湾の木工芸産業の歴史と文化を保存・継承するため、街なかに残る歴史的建造物や街並み全体を博物館と位置づけたものである。そして、この地の日本式官舎群や公共施設が段階的にリノベーションされ、2015年から順次オープンしている。…
大渓における「街角館」は、桃園市立大渓木藝生態博物館が推進する取り組みで、地域のショップオーナーや事業者たちが自らのショップや空間を活用し、大渓の多様な物語や文化を保存・展示するものである。 これらの多くは、清朝時代からの街並み「大渓老街…
正興街は、西門路から海安路まで200mほどの古い街並みを活かし老街(歴史的な街並み)である。伝統的な建物をリノベーションした店舗が多く、若者に人気のカフェや雑貨店が集まっている。(訪問年月:2023年12月)
神農街は、清代からの古民家が並ぶ老街(歴史的な街並み)である。300mほどの石畳の通りに伝統的な建物が並び、提灯やさまなまなデコレーション、ショップも軒を連ねている。ここで、台南の歴史を体感しながら、買い物したり、にぎわいを味わえる。(訪問年…
蝸牛巷の名前の由来は、カタツムリ(蝸牛)のように入り組んだ路地の形状に由来し、ゆっくりと散策しながらアートを楽しむ小道「巷」である。古い街並みをキャンバスに見立てた地元アーティストたちのストリートアートが随所に置かれている。(訪問年月:202…
台湾原住民ルカイ族の伝統文化やアートがふんだんに盛り込まれた村。霧台は2009年の台風8号によって、大規模な土砂崩れなど、壊滅的な被害があった集落(八八水害)である。住民は集団移転を余儀なくされたが、伝統文化を維持し、流出する若者も引き留める…
青田街は、日本統治時代に多くの日式住宅(日本家屋)が建てられた歴史的な街区である。10を超える日本家屋がリノベーションされ2010年以降オープンしてきている。 当時は、日本人の学者や公務員が多く住んでいたことから「学者街」とも呼ばれた住宅街で、木…
剝皮寮歴史街区は、9世紀初頭に形成された地域で、清朝時代から日本統治時代にかけての伝統的な建築様式を持つ建物が多く、それらの街並みを残しつつ街区全体でリノベーションされ2009年にオープンした。当時は、台北市万華地区の商業と生活の中心地であった…
台北市郷土教育中心は、清代の後期からある剝皮寮歴史街区の一部で、リノベーションされ文化展示施設として2006年にオープンした。この街区は剝皮寮歷史建築群として、2010年に台北市の歴史建築に登録されている。 短冊状に連なる2階建て町屋群の道路から反…
正濱漁港彩色街屋は、衰退した正濱漁港に面する16軒の建物が、それぞれ鮮やかな色で彩られた一帯である。 正濱漁港は、かつて基隆市の漁業拠点として栄えていたが、漁業の衰退や港湾機能の移転により活気を失い、老朽化が進んでいた。2017年、基隆市政府が漁…
勝利星村創意生活園区を構成する3つのエリアのうちの成功区エリア。成功区は道路を挟んで、さらに3つのエリアに分かれている。園区の中には、22の日式住宅(日本家屋)がリノベーションされ、レストラン、カフェ、文化創意のグッズや地域の特産品を扱う多彩…