建築単体リノベ
雑草町Grasslandは、日本統治時代の1930年代に建てられたビルの一室をリノベーションして2021年にオープンした。「雑草町」という名前は、雑草が困難な環境でもたくましく生き抜く姿を象徴し、都市の中で草の根的な文化を育む場というコンセプトが由来。また…
新北投車站は、日本統治時代の1916年に建てられた木造駅舎で、リノベーションされ2017年にオープンした。当時は、新北投温泉への観光客を運ぶ鉄道駅であったが、1988年に廃止され、2017年には台北市文化資産に登録されている。 この施設は、日本統治時代の木…
宮原眼科は、日本統治時代の1927年に宮原武熊が開業した眼科医院のリノベーションで、2011年にオープンした。 レンガ造りの外壁と現代的デザインが融合が特徴的で、現在は、スイーツショップ、カフェとなっている。(訪問年月:2024年9月) △レンガ造りの外…
大院子(GRAND COURTYARD)は、日本統治時代の1931年に建てられた日本海軍の招待所(クラブ)で、リノベーションされて2019年にオープンした。戦後は台湾大学の教職員宿舎となり、2012年に台北市の歴史建築に登録されている。 現在は、展示ギャラリーや歴史…
北投文物館は、日本統治時代の1921年に建てられた高級温泉旅館「佳山旅館」のリノベーションで、2008年ににオープンした。1984年に「台湾民芸文物之家」として一般公開され、1987年に「北投文物館」と改名された。1998年には台北市の市定古跡に指定されてい…
林百貨店は、日本統治時代の1932年に建てられた百貨店で、リノベーションされ2014年にオープンした。当時は「五層楼」と呼ばれ、台南市のモダンな象徴であったが、1945年に日本統治が終了した後、営業を停止し、長らく活用されていなかった。1998年には歴史…
旧新竹州図書館は、日本統治時代の1925年に建てられた図書館で、リノベーションされ2023年にスターバックスが入居してオープンした。 当時は、新竹州の図書館として利用されていたが、戦後の1973年に廃止され、1998年には市定古跡に登録されている。当時の雰…
戎館(えびすかん)は、日本統治時代の1935年に建てられた洋画専門映画館「戎座」のリノベーションである。 当時は映画館として使用されていたが、1961年に廃止された。 その後、歴史的建築物として保存され、2021年にリノベーションされてオープンした。 現…
台湾新文化運動記念館は、日本統治時代の1933年に建てられた台北北警察署で、リノベーションされ2018年にオープンした。当時は警察署であったが、1998年に台北市の市定古跡に指定され、2018年には記念館として開館している。 建築的な特徴として、日本統治時…
台北當代藝術館(MOCA)は、日本統治時代の1919年に建てられた建成尋常小学校であり、リノベーションされ現代美術館として2001年にオープンした。戦後は、台北市政府庁舎として使用されていたが、1994年に廃止され1996年に台北市の史跡(市定古蹟)として登…
嘉義市立美術館は、日本統治時代の1936年に建てられた台湾総督府専売局嘉義支局庁舎で、リノベーションされ2020年にオープンした。当時は、塩や樟脳、タバコ、アルコール類など専売品の管理と販売を担う施設であったが、戦後専売局としての役割を終え、2000…
桃園軌道願景館は、日本統治時代の1936年に建てられ、かつて日本通運桃園出張所の貨物倉庫として活躍した建物をリノベーションして2018年に鉄道博物館としてオープンした。2016年には歴史建築として登録されていた。 館内は、桃園市の鉄道の将来像の展示や鉄…
二二八国家記念館は、日本統治時代の1931年に建てられた台湾教育会館であり、リノベーションされ2011年にオープンした建築物である。当時は教育会館として利用されていたが、その後、台湾省参議会の議事堂や米国文化センターとしても使用され、1993年に三級…
国立新竹生活美学館は、日本統治時代の1921年に建設された新竹公会堂をリノベーションし、2022年にオープンした複合文化施設である。日本統治時代には、演講、展覧、文教活動など多彩なイベントが開催され、戦後は新竹県政府中山堂として利用され、2011年に…
国立台湾博物館鉄道部園区は、日本統治時代の1920年に全体が完成した旧台湾総督府鉄道部庁舎をリノベーションしたもので、2020年にオープンした。戦後は台湾鉄路管理局の庁舎として使用されていたが、1990年に閉鎖され、 2005年には国定古蹟に指定されている…
帝国製糖工場台中営業所は、日本統治時代の1935年から稼働した帝国製糖株式会社の台中工場を複合施設にリノベーションしたもので、2019年にオープンした。 戦後は台湾糖業公司の一部として運営され、1990年代以降、製糖工場の閉鎖に伴い、一帯の大部分の建物…
太平買菸場は1955年に建設され、当時はタバコ農家からのタバコの葉を鑑定・取引する施設として機能していた。1994年に閉鎖され、2013年には歴史建築として登録されたものをリノベーションし、2018年にオープンしている。 太平買菸場は、国際的に著名な芸術家…
国立台湾博物館古生物館は、1933年に建設された勧業銀行台北支店をリノベーションして2010年にオープンした。古生物館とはいうものの、1階には金融機関として使用されていた当時の金庫室が保存展示されており、金融の歴史も学ぶことができるユニークな施設で…
MLD台鋁生活商場は、元々は日本統治時代に建設されたアルミニウム工場で、これをリノベーションして2015年にオープンした複合商業施設である。約4haという巨大な敷地にある施設内には10のスクリーンがある映画館、大型書店、カフェ、フードコート、多彩なシ…
台南市消防史料館は、日本統治時代に建設された旧台南合同庁舎をリノベーションし、消防署としての機能を残しつつ、一部を消防史料館として2019年にオープンしている。もとの建物は、1930年に建設された火見楼と呼ばれる火の見やぐらを中心に、1937年に増築…
旧台南州会は、日本統治時代の昭和10年(1935年)に台南州庁の付属施設として建設され、2004年には市の文化財に指定されていた。そして、この建物は、リノベーションされて、台南市中西区図書館(2,3階)と二二八紀念館(1,2階)が同居する形で2022年にオー…
国立台湾文学館(國立臺湾文学館)は、1916年に建てられた日本統治時代の台南州庁をリノベーションし2003年にオープンした。戦後には台南市庁舎や空軍補給司令部として利用され、2003年には国家史跡に指定されている。 ここは台湾初の国家レベルの文学博物館…
太平青鳥書店は、旧太平国民小学校の校舎をリノベーションして2021年にオープンしたブックカフェである。太平国民小学校は1968年に開校し2017年に閉校となっていた。閉校後は、基隆市と青鳥書店が協力したリノベーションが進められ、一画の3層分(1階から3階…
台南美術館第一館は、日本統治時代の1931年に建設された元台南警察署を美術館にリノベーションしたものである。1998年には台南市の古蹟に指定されいて、リノベ後は2019年にオープンした。 もともとの警察署は、外壁にレンガが用いられたRC造の建物で中庭を囲…
新富町文化市場(U-mkt)は、1935年に新富町食料品小売市場として開設された公設市場がリノベーションされた複合クリエイティブ施設で、2017年にオープンした。大型商業施設の進出や周辺市場の影響により事業が停滞していたが、2006年には市指定古蹟に登録さ…
西門紅楼は、日本統治時代の1908年に台湾初の公設市場として建設された歴史建築物をリノベーションしショップやカフェが集まる文化創意の複合商業施設として、2007年にオープンした。 建物は日本人建築家によるもので、入口ホールは東洋の風水思想をといれた…
逍遥園は、日本統治時代の1940年(昭和15年)に浄土真宗西本願寺派法主・大谷光瑞氏の台湾における別荘であった。大谷氏は華族であったことから、その別荘は高級でとても個性的なものであり、台湾に多く保存活用されているいわゆる日式住宅(日本家屋)とは…
台中市第四市場は1932年(昭和7年)に「干城町消費市場」として、台中市の4番目の市場としてスタートし、長く地域の生活の中心地として機能していたが、周辺人口の減少などの影響で1970年代から次第に衰退し、一時的に放置されていた。 2015年に台中市の歴史…
北投温泉博物館は、台湾の温泉地である北投にあり、日本統治時代の1913年に建設された公共浴場をリノベーションし、1998年にオープンした温泉博物館である。約2300㎡の敷地の中に、静岡県伊豆山温泉施設を模して造られたこの建物は、1階は赤レンガ造りの英国…
竹東文創芸術園区は、かつての台湾鉄路(台鉄)職員の官舎跡をリノベーションし、アートセンターと若者の起業・創業拠点として2017年にオープンした。 竹東駅近にある園区内には、レストランやカフェ、工房、オフィスがあり、客家文化を反映した壁画や、地元…