建築単体リノベ
虎尾合同庁舎は、日本統治時代の1939年(昭和14年)に建てられた合同庁舎であり、2006年にリノベーションされ2020年にオープンした。当時は、中山警察署、消防署、公会堂として利用されていたが、1989年に警察署が新施設に移転し消防署のみが残ったが1990年…
文創PLUS-台南創意中心は、日本統治時代の1940年に建てられた愛国婦人会館で、リノベーションされ2012年にオープンした。 当時は愛国婦人会台南支部の活動拠点であったが、戦後は紅十字会(赤十字社)の管轄下に入り、その後、アメリカ大使館広報局台南支部…
桃園軌道願景館は、日本統治時代の1936年に新竹州農民協会によって建てられた桃園農場肥料配給所がリノベーションされて、2018年に鉄道博物館としてオープンした施設である。当時は工場、国際通運(1938年日本通運に改組)の倉庫など3棟で構成されていた。そ…
MLD台鋁生活商場は、元々は日本統治時代の1930年代に建設されたアルミニウム工場で、これをリノベーションして2015年にオープンした複合商業施設である。約4haという巨大な敷地にある施設内には10のスクリーンがある映画館、大型書店、カフェ、フードコート…
国立新竹生活美学館は、日本統治時代の1921年に建設された新竹公会堂をリノベーションし、2022年にオープンした複合文化施設である。日本統治時代には、演講、展覧、文教活動など多彩なイベントが開催されていた。戦後は新竹県政府中山堂として利用され、201…
或者新州屋は、1934年に日本統治時代に建設された百貨店「新州屋」をリノベーションした複合施設である。ながい間、廃墟同然となっていたこの建物は、可能な限りオリジナルの姿を残しながらリノベされ、2024年3月にオープンした。現在、新竹を拠点とするライ…
上善豆家宜蘭店は、日本統治時代の1906年に建てられた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2018年にオープンした。当時は宜蘭廳庶務課長官舍として使用されていたが、戦後は宜蘭県政府主任秘書の官舎となり、1997年に廃止され、2001年には歴史建築に…
太平買菸場は1955年に建設され、当時はタバコ農家からのタバコの葉を鑑定・取引する施設として機能していた。1994年に閉鎖され、2013年には歴史建築として登録された施設をリノベーションして、2018年にオープンしている。 太平買菸場は、国際的に著名な芸術…
長年放置されてきたホテルがリノベーションされて、アイスクリームショップとして2022年にオープンした。 この建物は、大きく3つのゾーンとテーマに分かれている。一つ目は、アイスクリームショップとそれを食す空間。2つ目は、光が美しく差し込む上階のテラ…
二二八国家記念館は、日本統治時代の1931年に建てられた台湾教育会館であり、リノベーションされ2011年にオープンした。当時は教育会館として利用されていたが、その後、台湾省参議会の議事堂や米国文化センターとしても使用され、1993年に台北市の市定古蹟…
渭水驛站は、台湾の代表的な歴史商業エリア「大稻埕」にあった茶葉卸売店舗で、リノベーションされ2020年にオープンした。この建物は、かつて、社会運動家の蔣渭水が医療と社会運動の拠点として設置した、かつての大安醫院の右隣にある(大安醫院は現存せず…
和平青草園は、日本統治時代の1922年に建てられた精神病患者を無償で収容していた療養施設「仁済療養院」があった場所が、和平青草園として2006年にリノベーションされた。 2004年に療養院の役割が廃止され、そのいくつかの建物のうち第一病房のみが残され、…
臺北北門郵局は、日本統治時代の1930年に建てられた郵便・電信の合同庁舎で、2014年にリノベされ、2015年に郵政博物館臺北館(現・臺北館)が2階に開設された。1992年には直轄市定古蹟に登録されている。1階では、現在でも中華郵政の現役の郵便・貯金業務が…
萬華林宅は、もともと大富豪だった林家の住宅で1931年に建てられたものである。老朽化していろいろな利用方法が模索され、2016年に星巴克(スターバックス)としてオープンした。2000年には台北市の市定古蹟に登録されている。 建物は、赤レンガを用いたバロ…
国立台湾博物館古生物館は、1933年に建設された勧業銀行台北支店をリノベーションして2010年にオープンした。古生物館とはいうものの、1階には金融機関として使用されていた当時の金庫室が保存展示されており、金融の歴史も学ぶことができるユニークな施設で…
信義街咾咕(硓𥑮)石黄宅は、日本統治時代の1930年代に建てられた住宅建築で、リノベーションされ建築博物館として2025年にオープンした。もともと台南五條港エリアに建つ私邸だったが、家主の移転により長年にわたり使用されず、荒廃していた。 建物は、3…
安平蚵灰窯文化館は、カキ殻を焼いて石灰をつくるための焼成施設で、リノベーションされ2004年にオープンした。当時は、カキ殻を焼いて石灰をつくるための焼成施設として使用されていたが、この施設は1985年に廃止され、2006年には台南市の直轄市定古蹟に登…
基隆市長官邸は、日本統治時代の1932年に建てられた木造和洋折衷の住宅で、2014年にリノベーションされ公開された。当初は台湾土地建物の基隆支店長であった松浦新平の私邸だった。戦後は3代にわたって基隆市長の公邸として利用され、1975年に用途が廃止、20…
旧七堵車站は、日本統治時代の1912年に建てられた木造駅舎で、リノベーションされ2009年に「七堵鉄道紀念公園」としてオープンした。当時は、台湾鉄路管理局の七堵駅として使用されていたが、2007年に駅の地下化に伴い廃止され、同年に基隆市の歴史建築に登…
漁會正濱大樓は、日本統治時代の1935年に建てられた漁業行政施設で、リノベーションされ2019年に工事が完了した。リノベ後は2022年から展示イベントのためにオープンしているが、常設の一般公開はされていない。 当時は、水産試験室、漁業事務所、郵便局、気…
音樂巷は、かつての台湾鉄路(台鉄)職員の官舎群跡がリノベーションされ2024年にオープンした。RCの近代宿舎が10棟ほど並び、一部の建物は外壁を植物が覆う姿を残している。 この施設では、原住民の若者世代で構成される「親愛愛樂」が拠点を構え、音楽文化…
新竹市立玻璃工藝博物館は、日本統治時代の1936年に建てられた新竹州自治會館で、リノベーションされ1999年に玻璃工藝博物館としてオープン、その後2018年に現在の形で再オープンした。 当時は日本皇族や高官の迎賓館として使用され、洋室、撞球室、貴賓室、…
竹東林業展示館は、日本統治時代の1940年代初頭に建てられた林業事務所で、リノベーションされ2006年にオープンした。当時は、民間事業者の林業関連施設であったが、戦後は接収され、竹東林場の事務所として使用されたのち、2002年に閉鎖された。2005年には…
李克承博士故居(a‑moom)は、日本統治時代の1943年に建てられた日式木造建築で、リノベーションされ2015年にカフェとしてオープンした。当時は新竹市の日本人社交会館として建設されたが、戦後は新竹市出身の医学博士である李克承博士が購入して使用した。1…
下竹町書坊は、日本統治時代の1930年代に旧南大路警察宿舎として建てられた日式住宅(日本家屋)のリノベーションである。2016年に新竹市の歴史建築として登録されている。リノベ後は、まずアートスペース「下竹町」として展覧会などが開催されていたが、202…
新竹少年刑務所演武場は、日本統治時代の1935年に建てられた武徳殿(武道訓練のための演武場)で、リノベーションされ2021年にオープンした。当時は、少年受刑者の更生訓練の一環として、柔道・剣道などの武道を訓練するための道場であったが、戦後に廃止さ…
長春1930 Caféは、日本統治時代の1930年に建てられた民間病院で、リノベーションされ2024年に地元カフェとしてオープンした。当時は長春医院として経営されていたが、戦後閉鎖され、その後、2018年にこの長春醫院を開院した宋家の子孫により再取得された。20…
戎館(えびすかん)は、日本統治時代の1935年に建てられた洋画専門映画館「戎座」のリノベーションである。当時は映画館として使用されていたが、1961年に廃止され、2021年にリノベされオープンした。 現在、戎館は台湾の有名ソーセージ会社「黒橋牌」によっ…
国立台湾文学館(國立臺湾文学館)は、1916年に建てられた日本統治時代の台南州庁をリノベーションし、2003年にオープンした。戦後には台南市庁舎や空軍補給司令部として利用され、2003年には国定古蹟(国家史跡)に指定されている。 ここは台湾初の国立の文…
北投文物館は、日本統治時代の1921年に建てられた高級温泉旅館「佳山旅館」のリノベーションで、2008年ににオープンした。1984年に「台湾民芸文物之家」として一般公開され、1987年に「北投文物館」と改名された。1998年には台北市の古蹟(重要文化財)に指…