高賓閣は、日本統治時代の1938年に建てられた高級料亭「高賓閣」で、戦後には台湾鉄道の病院として使われた建物がリノベーションされ、2018年に複合施設としてオープンした。当時は台湾中部最大の高級料亭として、文化人や知識人が集う文化サロンの役割を果たしていた。戦後は1984年まで台湾鉄道の病院として利用され、2011年に彰化県の県定古跡に登録されている。
建物は、船の甲板を模した屋根や丸い舷窓など、船を思わせる前衛的なデザインが特徴で、台湾モダニズム建築の代表作の一つとされている。 現在は集会室とショップが複合する施設で、地域産品やクリエイティブグッズの展示や販売コーナー、書店、人気カフェが入居している。また、建物の歴史、リノベ説明、模型や、当時の雰囲気を展示するコーナーもある。(訪問年月:2025年5月)
建物のプロフィール
- 文化資産登録名称:彰化鐵路醫院(原高賓閣)
- 文化資産分類:縣(市)定古蹟 建物種類:醫院
- 指定登録年月:2011年7月
- リノベ設計:張義震建築師事務所

△1930年代の台湾で流行ったモダニズム様式の外観。

△船の甲板を模した屋根や丸い舷窓などの特徴をもつ。

△エントランス部分の道路からの外観。

△道路側は台湾の伝統的な開放回廊(騎楼)となっている。

△建物中央には中庭が。

△エントランスを入ってすぐにある階段。様式美がある。

△当時使われていた人力車など、当時の様子が分かる展示がある。

△書店コーナー。

△地域産品やクリエイティブグッズの販売コーナー。

△地域産品の展示コーナー。

△施設ガイドマップ。
▽高賓閣は、小西伴線というエリア全体で地域ブランドを高める再生プロジェクトで、特色建物の一つとなっている。
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