卓也小屋渡仮園区は、藍染め体験、染色製品の展示販売、ベジタリアンレストラン、肉野菜レストラン、会議スペースなどを備えている宿泊施設である。このブログのメインテーマの一つであるリノベーション物件ではないが、文化とコンセプトをもったパークとして、2004年にオープンしている。
敷地は高低差に富み、その高低差を最大限に生かした建物配置と空間設計がされている。断面計画を生かした設計は、階段や坂道があって、それらが見え隠れしたり、いい感じのレイヤーを構成している。
また、現地の生態系が維持され、藍の栽培のほか、ホタル、マダラチョウ、カササギなどの多くの種類の昆虫を見ることができる。レストランの中央にある池にはハクチョウもいて、施設全体でまったく飽きのこない優雅な時間と自然を体験できる。
△施設中央にある池
△池にはハクチョウやガチョウがいる。スモークの演出も。
△いい感じの坂道のデザイン。
△園内施設全体のフロント。
△宿泊棟。建物の細部にこだわりが見れる。
△植物園への入口。
△園内の坂道デザイン。
△藍染体験教室。
△チョウが多く飛ぶ沼地の風景。保管庫のデザイン。
△植物を生かしたデザイン。